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◎【80点】レイダース/失われたアーク《聖櫃》【解説 考察:意外と知らないことだらけの不思議な映画】◎

製作

1981年アメリカ映画

1930年代が舞台なんだよな

監督

スティーヴン・スピルバーグ
E.T.
シンドラーのリスト
プライベート・ライアン
ジョーズ

キャスト

ハリソン・フォード
・逃亡者
・エアフォース・ワン
・ブレードランナー
スター・ウォーズ

ジョン・リス=デイヴィス
ロード・オブ・ザ・リング
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
・ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

ネタバレ あらすじ

1936年ナチ党が勃興している世界。
考古学者のインディアナ・ジョーンズ
(ハリソン・フォード)は
ペルーの寺院からトラップを避け
黄金像を手にするが、
その出口でライバルのフランス人考古学者に
奪われてしまうのだった。

アメリカに戻ったジョーンズは、
大学にてジョーンズの支援者より
陸軍からのオファーがあることを彼に告げる。
ナチスは旧約聖書のモーセの十戒が
納められている箱こと聖櫃の発掘を
エジプトでしている情報を得た。
そして聖櫃が眠る場所のヒントは
ジョーンズの師匠が持つ
ラーの杖飾りに刻まれている。
聖櫃を手にすることで
ヒトラー率いるナチスは福音を受けて
最強の力を手に入れてしまう。
それを阻止するために米軍は
ジョーンズに依頼。

ジョーンズは依頼を受けて、
師匠がいるネパールに向かうが、
そこにはすでにナチスの部下が
待っていたが、
師匠の娘でマリオンは
持ち前の勝ち気な精神力で、
彼らを圧倒するが、
危機に瀕したところを
ジョーンズが救うのだが、
マリオンの経営する酒場は燃えてしまい、
更にマリオンの父は既になくなっていた。
マリオンと協力し、エジプトに向かう

2021年3月7日4K4DX版劇場鑑賞
2021年14本目



4K4DX鑑賞

via GIPHY

4K版に伴うリバイバル上映にて
4DX上映された本作。

正直そんなに好きじゃない映画だが、
アドベンチャー魂はどこにいった?
とトム・クルーズに問われた気がしたので
劇場に行ってきた。
グランドシネマサンシャインありがとう。

4DXは『逆襲のシャア』ぶり。
核弾頭が爆発するシーンなど
熱風がきて焼かれるとは思わなかった。

今作ではインディの
ダンジョン攻略の数々が体感の醍醐味。

ドイツ兵とのやたら長い
殴り合いや、
足元からのヘビ
トラップの数々など、
面白く演出されている。

4Kはイマイチ

スピルバーグの凝った映像演出は
冒頭から面白いのだが、
『シャイニング』の4k化に際して
違う映画と思えるほど美しかったのに
今作はかなり精細度を欠いた
ぼやけた映像にがっかりする。
特に序盤はフィルム映画にしては
ぼやけており、がっかり。

しかし後半になればしっかり
高精細の映像になっていく。

そんなことより画面サイズが天井から
床まであってびっくりした。
予告編ではなかったので、
本作のフィルムサイズだから
できているのだろうか?
ありがとうグランドシネマサンシャイン

映像的には
カーチェイスなど綺麗で良かった。
工夫された手作り感のある映像が
鮮明で良い。
行く行くシリーズのUHDも出るだろうし
その時にまた見直したい。

ルーカスフィルム作品をスピルバーグが監督

日本で言うところの円谷英二や
庵野秀明みたいに
自身のスタジオを作り成功した人
ジョージ・ルーカス。
元々は特撮を映画でやりたくて
スタジオを作り
代表作の『スターウォーズ』を生み出した。
『スターウォーズ』は大成功したが、
それ以外の単発作品や長編にも挑戦したが、
ほとんどが失敗。
しかし技術分野においては
現代でも多くの映画に技術提供するほど
最先端の技術者が勢揃いしている会社。

そんなルーカスフィルムのもう一つの
大ヒット作が
インディアナ・ジョーンズシリーズ。
古代の秘宝を手にするために
アメリカの考古学者が
謎に満ちた遺跡に挑戦する。
現代だとテレビゲームで
『アンチャーテッド』など有名だが、
その元ネタと言っても過言じゃないのでは?

また注目すべきはその監督が、
彼と同世代のスティーブン・スピルバーグが
行っている点。
二人の共通点として
代表作はジョン・ウィリアムズが音楽を
担当しており、取り合っているとも言える。
両方ともが目指すべき娯楽エンタメの
ブロックバスター映画の成功を目的としており、
この二人がコラボレーションを初めて
行い大成功した作品という意味でも
偉大な作品だと思う。

王道と邪道の絶妙なバランスがコメディになっている

ハン・ソロに引き続き
ハリソン・フォードの代表作となった
インディアナ・ジョーンズ。

凄腕のトレジャーハンターかと思いきや
本業は大学で教鞭を振る考古学者で、
女子からも男子からもモテるという
二つの顔を持つ男なのだが、
トレジャーハンター以外では
ちょっとださめな紳士というキャラクター。

そしていざ探索となっても
そこまでキレの良いアクションや
かっこよく危険を乗り切るわけでもなく、
彼の周囲の協力を得たりで、
難を乗り越えると言う
人間臭いキャラクターになっている。
王道であれば007のように
全てを軽やかに乗り切るのだろうが、
全くもって邪道で、
時には騎士道精神に反する
酷い手を使うことも厭わない。
その表裏一体の人間臭さが、
絶妙なコメディー作品へと昇華しており、

via GIPHY

真面目でハラハラするシーンかと思いきや
間抜けな戦闘シーンが延々と続いたと
思っていたら
やたらめったら悪趣味な展開に
陥ったりと作品の方向性も
アンバランスで、
その綱渡り感が慣れてくると
楽しくてしょうがない。

そういった絶妙なバランスを
スピルバーグは巧みな映像表現で
映画を収めているのもすごい。

元祖『ワイルドスピード』?!

全然覚えていなかったので今作の
カーチェイスシーンめちゃめちゃ面白い。
1930年代の車で
車しがみついたり
体当たりしたりとレトロな車で
人気作品『ワイルドスピード』並みの
痛快なシーンがあったのに感激した。

ジャッキーチェンなどの
スラップスティック的な
アクションの数々も面白かった。

スピルバーグらしいグロ描写

最終盤の失われたアークの登場については、
賛否両論なのかなと思える。
財宝というものが
そもそも禁忌なもので
人が触れて良いものではない。
という念頭においてのオチだったのか?

それとも後に『シンドラーのリスト』
を監督するぐらいだから、
ナチスに対し怒り、
ユダヤ民族悲劇について恨んでいる
こと間違いなしだと思うわけで、
アークの表現については、
ナチスへのカウンターカルチャーなのかな
と思っている。

しかしトンチキな演出すぎてやばい。

そしてエピローグに
アメリカ政府はオカルトをいっぱい
集めているって展開になってるのも
なかなかの都市伝説オチでやばいなぁと。

また今さらになって
『クリスタルスカル』の冒頭で
核爆発されるのって、
これを処分するのが目的だったのかなぁ?
って思うのです。
あの映画もオチが相当オカルトだよなぁ。
インディアナ・ジョーンズって
そういうとんちき映画なのかなぁ。
今でもよくわかっていない。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 10/10
・キャラクターの魅力 7.5/10
・音楽 10/10
・上映時間と個人的趣味 7.5/10

80点

映画のタイトルが
侵入者って意味なのは今更知った。

冒頭に
『スパイダーマン2』の
ドックオクことアルフレッド・モリナーが
出ているのを知らんかったし、
見終わってから気づいた。

音楽は最高です。

via GIPHY

この映像最高だけど、
流石に隣で掘ってる奴いたら
気づくだろうよ。

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3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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