これは誰の映画なのか??
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年アメリカ映画
重要な物語のギミックを公式が最初から明かすやつ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年2月14日IMAX版鑑賞
2025年11本目
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感想:誰の映画なのか???
2代目?3代目?4代目?
キャプテン・アメリカに就任した
アフリカ系アメリカ人の
サムの初の単独映画作品かと
思ったらなんか違ったわけです。。。
これまでMCUにて
アメリカ政府内で
アベンジャーズと対立したり
していた
『インクレティブル・ハルク』
出身の
サディアス・E・“サンダーボルト”・ロスが
アメリカ大統領として就任。

前回まで演じていた
ウィリアム・ハートは2022年に死去
してしまった関係で
代役としてハリソン・フォードという
超大物俳優が登板。
2025年に就任した
トランプ大統領を彷彿させる
強気でエゴイストさを感じさせるが
それでもアメリカをよりよく、
いや疎遠になってしまった娘に
自分が変わったことを証明するという
利己的でありながらも
アメリカを再び素晴らしい国に
しようとするというわけなのだが
そんな彼に恨みを持った
真のヴィランがいてぇ。
え?これキャプテン・アメリカって映画なの??
物語の大筋はどう考えても
ロス将軍の物語で
彼が犯した罪により
ヴィランの復讐が発動し
大量の死者が発生。
その陰謀に翻弄され
立ち向かうのが
キャプテン・アメリカこと
サム・ウィルソンという感じ。

いやいやめっちゃ『インクレティブル・ハルク』のスピンオフじゃんこれ
とヴィランも
『インクレティブル・ハルク』の
登場人物だし17年越しに
急にスピンオフされても
めちゃめちゃ困るわけですが。
大問題:レッドハルクが物語の核なのでネタバレするの変
と公式予告やポスターで
堂々とレッドハルク参戦しますと
告知していたわけ。
それで本編鑑賞しても
全然出てこなくて
作品のクライマックスにて
登場するという設定でした。
しかもレッドハルクに
なってしまうこと自体が
今作のヴィランの隠された
陰謀だったと物語は描かれる。
そもそもロスが忌み嫌い
娘との絶縁の原因である
ハルクという存在に自分自身が
なってしまうという屈辱と喪失の
ドラマとしてのクライマックス。
鑑賞者は
いつ出るんだろう?ぐらいの
感覚で待ち望み
予告にも出てきたし
中盤には出るだろうとおもったら
終盤でようやく出てきた。
これ映画の脚本として
一番の盛り上がりどころだったのでは??
という超重要な要素だった。
普通なら映画としてはネタバレとして
秘密にする要素
だったと思うんですが
MCUなのかディズニーなのかが
アフリカ系アメリカ人の
キャプテン・アメリカじゃ広告
としてのインパクトが弱く
初動動員が期待できないと
判断したのだろう。。。
この作品の一番の盛り上がりをネタとして
広告の道具にしてしまった。
映画体験としては盛り上がりを公式により奪われ
てしまいもの悲しかった
賛否両論:サムの空中アクション
そしてレッドハルクとの決戦以外にも
盛り上がりどころとしては
サムの空中戦。
戦闘機の暴走を止めようと
空中をファルコンと一緒に
生身で滑空するわけですが
もちろん全編CGです
IMAXで見た時は
そんなに優れた映像だなとは
思わなかったし

まぁアイアンマンでナノテクとか
あったし
サムのスーツはワカンダ製だし
ブラックパンサーの装備を
駆使してとならまぁ理解できるか。

ただ中身自体は超人血清なしの
数々のメタヒューマン達との
戦いを生き延びた有能な
ベテラン兵士であるにしても
流石に無理があるのでは?
と思いました。
逆にレッドハルクとの戦いは
鋭利な刃物と衝撃波を
直接肉体に伝える戦法という
老練な兵士の知己に富んだ
戦い方が
効果的で
良かったです。
結局羽が生えたキャプテンとして
これまでの盾アクションよりも
空中戦や多彩な武器の仕様などが
目に入ってしまい
トレードマークが目立たない。
賛否両論:強行姿勢の日本
まぁ映画はフィクションだし
絶対現実を再現する必要ないのは
わかるのですが
日本がアメリカと対立という
日本の政治事情を全く考慮されてない
フィクションも甚だしい展開。
夢はあるがあまりにも
フィクション過ぎて
なんか笑ってしまった。
本当は中国にしたかったのかな?
とか思いつつ
代理で強引に日本にしたのかな?
と変に邪推する。
ロシアと中国をアメリカの敵
として描いちゃうと
現実の政治問題に連なりそうで
わざと避けたのかな?と思った。
それならそれで作るの
辞めればいいのにって
めちゃめちゃ思った。
ここが問題:ヴィラン強過ぎ問題
今回のヴィランが
超人血清の出来損ないで脳を
強化されてしまった人。
彼は人を操ることができるし
人の行動を予測して行動することが
できるとかいう超天才になったわけ。
誰でも操ろうと思えば操れそうだし
めちゃめちゃ最強。
戦闘にならなければ先回りして
卑怯な手段で殺害もできる
まじでやばいやつ。
急に17年ぶりの続編で
最強格として登場して
困惑しましたが
あっさり捕まったので
もう映画には2度と出てこないでしょう。

別にシークレット・ウォーズじゃなくてもその他の映画へのフリにもなってて全く意味ないやつ
満足満足:カメオ出演
サムが相棒のトレスを失いかけて
自分を見失いそうなところで
バッキーの参戦。
わずかな時間でしたが
サムにキャプテンを託した
老スティーブの選択の正しさ。
超人血清に頼らない強く
高潔な精神こそ
キャプテン・アメリカ、
いやアメリカを導く
リーダーに必要ということですか。
そんなサムが終始素敵で
人格者過ぎてMCUらしさが
ないけどとても良かった。
彼が療養中のトレスと会話し
トレスの目標として
あり続けるサムが
まじで素敵でした。
サンダーボルトにも
終盤参戦してほしい。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 6.5/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 6.6/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
66点
映画として物語のクライマックスが
明かされている状態での鑑賞で
宣伝の方針が見る予定の人には
優しくなかったなぁと思う。
また見たかった映画とは
少々違う内容でしたが
シリーズ恒例の
ポリティカルクライムの
トーンがあったので良かったです。
新要素でウルヴァリンの骨格の
アダマンチウムが登場したり
今後の展開が少し楽しみ。

怒涛の設定には驚いた
普通にキャップの盾より
すごい素材っぽいのは
また不安要素ですが
終盤の桜並木での戦いが
ゴリゴリのCGで
まぁしょぼいんですが
でも実際にあの地域に
桜並木があるようで
それについては
勉強になった。
ジャンカルロ・エスポジートは
とてもいい味で出ましたが
登場時間短い
噛ませ犬なの
なんとも残念で
贅沢で無駄遣いして
世界情勢が足手纏いになってる
不思議な失敗作だった印象。

エンディングに
ケンドリックラマーのiのシングル版が
流れてサムの心情を応援する
素晴らしい選曲でとても良かったです。

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