健康的なスタイルの良さよ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2015年アメリカ、イギリス映画
監督
ケネス・ブラナー
・ハムレット
・オリエント急行殺人事件
・ヘンリー五世
・から騒ぎ
出演
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概要:65年の時を超えて、不朽のお姫様童話アニメの実写映画化
というわけで、みんな知っているだろうディズニーアニメの『シンデレラ』の映画化です。実写映画ネタ切れのDisneyが遂に禁忌とも言える、アニメ映画作品をそのまま実写映画にする地獄の所業の幕開けです。

ただ近年でもゲーム作品『キングダムハーツ』内では数回出てきているから馴染みがないわけでもないが細かなストーリーはうろ覚え程度なので、今回の実写化は絶妙に脳内補足してくれて、そこそこ丁度良かった。
ここが熱い:監督がケネス・ブラナー
前作は『エージェント・ライアン』を監督していましたが元々はシェイクスピア俳優で、そっち系の王族骨肉ものが得意な方。『ハムレット』なども映画監督してますが、その手腕を『マイティー・ソー』というマーベルコミックの映画化作品で雷神様の話なのに、リア王風に仕立てあげて異色な作風ながらアメコミという商業的軽薄さを感じさせない骨太な作品にした。その技術は、今作でも炸裂しているように思えた。『シンデレラ』という王族の物語をエモーショナルにそして華やかに映画化していたと思う。てか自分がこういうヨーロッパの王政ものの映画って好きなんだよな。
もうわざととしか思えない。
意図的にこの映画を彼女に見たいとせがまれた男の機嫌を取るためのもてなしとも思えるぐらい、エラのおっぱいの谷間が異様に強調されていた。
すげぇ埋まりたかった。はさまれたかった
しかもずっと使用人のような薄汚い格好して、汗水流しているわけで、もろくそ健康的で、エロとは遠いようにしている。それが逆にいい。健康的でいい!!
絶対狙ってやっている。プロデューサーか監督は理解をしている。
ケイト・ブランシェットの継母ぶり!!
エンドクレジットの役者の順番でシンデレラよりも上だったケイト・ブランシェット。どこか本作の脚本は彼女の心情に寄り添うような部分があった。再婚相手が実の娘に対して溺愛なのを知ってその娘のエラをいびり出す感じ。なんかわかるけども原因を作っているのはお前だよ!!と思わずにはいられない根本的には嫌な奴。まぁーそういう立ち回りですからね。でも俳優としてのオーラでしょうか?着ている服が実にマダムチックで、妙にハイセンスなババアでした。ちょいちょい味のあるババアを演じてくれていた。
まさかのステラン・スカルスガルド
ちょっとこれは知らなかった。いつも悪役っぽい役の彼がこんな王族ものに出ているとは!!なんか予期せぬ登場に胸躍った。しかも結局悪役w
その他思:ったこと
ダンスシーンは、セックスしているようで、
妖艶でありながらも華やかで幻想的でした。
シンデレラが魔法にかかると顔つきも大人びてましたな。またシンデレラにガラスの靴を履かすとこで、入れるよというのが挿入を思わせるようで卑猥でした。特にダンスシーンのあたりは濡れ場のような面だったよな。ただダンスシーンのドレスの動きが実に素晴らしくドレスいいなーって思いました。
アニメ用にデフォルメされた動物たちは実写でちょっと不気味な感じで描かれていました。これは賛否両論だろうなと。自分はまぁーいいかなと。ビビデバビデブーは
エンドロールのみでした。一回それで映像化しようとしたけどダメだったのかな。冒頭のエラの母親の歌声が素晴らしいなと思ったら、ラストの重要なとこでそれをエラが歌うのは痺れた。ラストシーンはちょっと違和感あった。あれだけ大事にしていた家を捨てて姫になるのは辻褄が合わないなと。継母を許すって発言もどこに引っ掛けてそういうことにしたのかもちょっと分からなかった。
hisSCORE
物語の面白さと上映時間 7/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 8/10
キャラクターの魅力 7.5/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 8.5/10
音楽 7.5/10
俺の趣味 7.5/10
76点
一緒に見た彼女(現在の妻)は本作をボロクソに言ってました。でもこういう女子が、頑張ってある時努力が報われていい男とくっつく低予算ラブコメってよくみるよな。そういうプロットの根幹がこの『シンデレラ』なんだろうな。
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