1人のマンダロリアンからマンダロリアンという種族の物語へ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2023年3月〜4月アメリカ作品
完結とも思える
製作総指揮
ジョン・ファヴロー
・シェフ 三ツ星フードトラック始めました
・アイアンマン
・アベンジャーズ/エンドゲーム
・スウィンガーズ
監督
ピーター・ラムジー
(5話)
・スパイダーマン:スパイダーバース
・ガーディアンズ 伝説の勇者たち
キャスト
ゲスト
ネタバレ あらすじ
2023年4月22日Disney+自宅鑑賞完了
2年の月日を経て返ってきた傑作SWスピンオフ
MCUの創設者の1人
ジョン・ファブローが
『クローン・ウォーズ』などの
『スター・ウォーズ』のスピンオフ
アニメ作品のデイヴ・フィローニーと
組んで生み出した『マンダロリアン』
シーズン3が登場。
シーズン2は2020年の作品で
ルーク・スカイウォーカーの登場と
大活躍により
『最後のジェダイ』での汚名を
返上してくれて
初期作のファンの1人として
めちゃめちゃ感激したが
2021年のスピンオフのスピンオフ
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』
にて普通に主役回があったり
1話だけでなく2、3話出てきたりと
普通にシーズン2.5状態だったが
2年の月日を経てシーズン3が登場。
どんな風な物語が繰り広げられるのか?
とかなり期待をしたわけだが
とても面白かったがちょっと違和感もあるシーズンでした
一部チーム入れ替わりあり
シーズン1からシーズン2にかけて
監督陣をほぼ固定し
ファブローの門下生のようにして
シーズン全話にフィローニーとファブローが
顔出していたりしていが
今作ではフィローニーが監督をやらない!
脚本も2話しかやっておらず
フィローニーがチームから離れ始めている
だが彼の場合、彼が産んだキャラクターの
『アソーカー』の実写シリーズの中心人物
なのでそちらの方を中心に頑張る必要があるので
なんだかわかるのだが
メイキングにて
「グローグーをもう一度出すことに違和感がある」
と言っていたので裾を分けたと言っても
過言ではない部分がある。
また門下生のデボラ・チョウは
キャスリン・ケネディに唆されて
『オビ=ワン・ケノービ』の監督として
抜擢されたのが全然面白くなく
まだ早かった感が強い。
シーズン2でルークの株を爆上げした
ペイトン・リードは『アントマン3』なども
あったからか今回は不参加。
『ドープ』の監督のリック・ファミュイワは
製作総指揮にも加わり
第1話と最終回とその前の回を監督し
ファブローから厚い信頼を得ている。
また新メンバーでは
『ドープ』の撮影監督で
『ブラックパンサー』も担当している
レイチェル・モリソン、
『ミナリ』の監督の
リー・アイザック・チョン
『スパイダーバース』の監督の1人の
ピーター・ラムジーが参加した。
豪華にもなりつつ
フィローニーの関与が減ってしまい
作品のクオリティに関して
ブレが生まれていることは
作品を見てればわかるのである。
ディンたちをあえて描かない回もあり
これは見ていてびっくりしたが
急に作品内にて主役じゃない
キャラ元帝国軍の人々の
日常が描かれる衝撃回が。
全然求めてない
エピソード7に忖度か??
と害悪のキャスリン・ケネディに
頼まれて断れなかったのか
エピソード7に繋がるように
共和国は共和国で
結構腐ってる描写がでてきた。
今作を正史として織り込み
エピソード7というか8の
ルーク過労死を認めろと
言うのかよクソガァ。
この共和国は共和国で
帝国軍を吸収したりして
帝国軍は帝国軍で残党の
モフ・ギデオンががっつり
暗躍していたりで
やりたい放題という
腐敗の兆しがしっかり。
そりゃあ
ファーストオーダーみたいな
クソみたいな組織もできるし
クローン技術の研究という
銀河皇帝復活の兆しの
伏線も描きやがって
まじでいらんのだよ。
ディン・ジャリンのマンダロリアンの物語からマンダロリアン種族の物語へ
これまでディン・ジャリンという
賞金稼ぎとグローグーの物語
だった『マンダロリアン』ですが
マンダロアを復活させることを望む
ボ=カターンとの交流などを通して
彼女を支え
物語は生き残った
マンダロリアンたちが
マンダロアに帰るための
戦いの物語へと変貌する。
それはそれで
世界観の拡張として
めちゃめちゃ面白かったが
なんか違う感はあったが
シーズン1からの敵である
モフ・ギデオンが再び登場し
それぞれ因縁のある
ボ=カターンとも協力して
倒すあたりも相応しい物語だったなぁ。
モフ・ギデオンやば
とシーズン終盤に再登場した
モフ・ギデオン。
むしろシーズン3で決着
つけるんだぁと驚いたが
まさかのベスカーアーマーを
使ったトルーパーと
自分のアーマーを作るという
ラスボスに相応しい存在。
戦闘能力も普通に強くて
とんち的な戦い方じゃなければ
倒せないほどでしたが
おそらく死んだと思われ。
てかここでモフ・ギデオンをおわりにしたら
それこそもう紡ぐ物語がないのでは?
シリーズ完結も近い?
アソーカは別の物語ということもあり
帝国残党はまだまだいることも
描かれたが
主要人物のモフ・ギデオンがお亡くなり
スローン提督はアソーカで処理とすると
あとの残された物語は
グローグーを故郷に連れてく?
と言うのはあると思うが
今作のラストで
ディンが彼を息子として
受け入れたことでその必要性も
なくなってしまった。
ネヴァロを起点にして
人助けを行えばいいと言うところも
あるのだが
それはそれで単発作品としての
エピローグかな?という印象もある。
スターウォーズの世界観の整合性と
拡大を得意としている
デイヴ・フィローニーが
不在に近いシリーズではこの後の
展開も流石に難しいか。
せめて
グローグーがセーバーを入手して
振るうとこは見たいなぁと
思うところはある。
ポリコレに負けたか?
言いがかりに近いが
今作もポリコレに負けてしまった
印象を感じる。
ディンが主役から
ボ=カターンの
マンダロリアンの真の担い手
として復興。
それを支えるディンというポジ。
むしろ近年の新たなヘイズコード
のように女性を要所に
行いといけないと言う
ルールに取って代われて
しまったのではないか??
むしろ今作ではディンの活躍が少なかったような?
また敵側でも女性士官が
めっちゃ狡賢く振る舞う様も
MCU同様のポリコレを感じ
おっさんとしては
ポリコレ疲れがある。
それでも相変わらず濃厚で面白い
と相変わらず過去作の
レガシーをふんだんに盛り込み
毎話玄人ファンも唸らせてくれる
作りには感激。
またそのネタが毎回
予想できないのも面白い。
3話は確かにディン・ジャリンが
出てくるのが少なくなり
サブエピソード的なのが
濃くなってつまんなかったが
この時代のコンサルトや
政治背景。
またコンサルトの場所場所で
過去作のオマージュなども
あって面白いし。
グローグーの過去では
ジャージャービンクスの声優さんで
子供向け番組に登場した
ジェダイが再登場など
バトルドロイドの久しぶりの
登場など
ルークがEP4で買わなかったドロイド
ディープすぎる小ネタも多く
毎週凝ったものが堪能できる。
終盤では
シリーズ恒例の
地上と宇宙での戦闘が
同時並行など嬉しい。
空中戦はジョン・ファブローの
『アイアンマン』シリーズを
彷彿させるし
慣れてるせいか
完成度めちゃめちゃ高い。
グローグー参戦
パペットがシーズン2より
増加してちょっと苦手な
感じもしたが
※このネタも過去作からですよね。
グローグーはますます
パワーアップし
生き物が存在してる感やばい。
またIGがまさかの
戦闘兵器として登場し
グローグーが戦場で
戦うのクッソ面可愛かった。
ジャック・ブラックとリゾ
唐突に登場して
まじテンション上がった2人。
メイキングを見て知ったが
2人ともSNSで
スターウォーズネタを投稿してて
それをもとにキャスティング。
ポップなシーンで
遊び倒す役柄で
映画ファン、
洋楽ファンとして嬉しかったです。