★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
1994年アメリカ映画
監督
クエンティン・タランティーノ
・レザボア・ドッグス
・キル・ビル Vol.1
・ジャンゴ 繋がれざる者
・ヘイトフル・エイト
出演
ジョン・トラボルタ
・グリース
・バトルフィールド・アース
・ヘアスプレー
・フェイス/オフ
サミュエル・L・ジャクソン
・ヘイトフル・エイト
・スネーク・フライト
・キングスマン
・ジャッキー・ブラウン
ブルース・ウィリス
・ダイ・ハード
・シックス・センス
・LOOPER/ルーパー
ユマ・サーマン
・キル・ビル Vol.1
・バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲
クリストファー・ウォーケン
・ディア・ハンター
・キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
・ヘアスプレー
・セブン・サイコパス
ハーヴェイ・カイテル
・レザボア・ドッグス
・バッド・ルーテナント
・グランド・ブダペスト・ホテル
ヴィング・レイムス
・ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
あらすじ
ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)、二人はマーセルス(ヴィング・レイムス)率いるギャングの殺し屋だ。
二人は、マーセルスを裏切った奴らからアタッシュケースを取り戻す為に、彼らの篭るアパートを訪れる。
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道中色々あったが、無事アタッシュケースを回収した二人。
しかしヴィンセントは、マーセルスに妻のミア(ユマ・サーマン)の世話を頼まれ、二人は映画をコンセプトにしたダンスフロアー付きのダイニングバーに行き楽しい夜を過ごすが。。。
ボクサーのブッチ(ブルース・ウィリス)は、マーセルスにより八百長を頼まれ、試合を負けるように指示される。
しかしブッチをそれを裏切り、賭け試合で大金を得る。
急いで街を出ようとするブッチは、父の形見である金の腕時計を家に忘れたので取りに帰る。
そこでヴィンセントと遭遇したブッチ。。。
逃げ延びたブッチだが、今度は買い物中のマーセルスと遭遇。
マーセルスを車で轢いたが、立ち上がるマーセルス。
マーセルスと殴り合いの殺し合いを行うが、二人とも気を失ってしまう。
近くの質屋に運ばれた二人だったが、そこの質屋が異常殺人鬼で、マーセルスは拷問を受けてしまい。。。。。
話はオープニングのプロローグに戻る。
ダイニングで強盗を企てるカップル。
しかしそこには、アタッシュケースを回収しボスに届ける途中のヴィンセントとジュールスがいた。
カップルはジュールスの持っているアタッシュケースを狙うが、ジュールスは、それを止める。
そしてジュールスは直前にあった奇跡を語り二人を止めようとするのであった。。。。。
2017年11月13日Netflix自宅鑑賞 2017年122本目
感想
過去にメモった感想をまとめています。
鑑賞したのは2回目
大ヒットマニアック映画
元祖映画オタク監督タランティーノの大出世作。
92年に『レザボア・ドッグス』を映画化し、その2年後に本作を映画化。
前者が300万ドルクラスのヒットでしかなかったのに対して、1億ドル越えという破格の大ヒットを記録し、
一躍トップドル箱映画監督に名乗りを上げだ。
チケット代金を調整すると時価にすると2億ドル越えなので、最大のヒット作の『ジャンゴ』よりも俄然稼いでいる。
そこから彼の映画監督人生が決まったようなもの。
その基礎的な作風とテクニックが本作で構築されているのがわかる。
ちなみにパルプ・フィクションの意味は、低俗な小話、安っぽい小説。週刊誌の1ページのようなもの。
タランティーノしか出せない個性の連発
おしゃべりが多い映画なので、吹き替えで鑑賞。
前半60分は低俗なおしゃべりの連続が中心で映画の画の面白さがあまり感じられない。
しかし八百長ボクサーのブッチVSマーセルスの話からは一気に話が濃くなり、映画的になっていく。
変態との命のやり取りや、独特なシュールな間やぶっ飛んだおしゃべり。
おしゃべりから一気にクライマックスに行く差が凄まじく、
虜になって行く。
お喋りの中でわかるキャラクターそれぞれの人格。
前半では変なやつ程度だが、後半では超ヤベェやつ。
最序盤で登場したキャラが一気に陳腐になり、より恐ろしいものに飲み込まれる。
そういう面白さに圧倒される。
映像にも個性がって、手持ちや長回し、映画の教科書のような。
シナリオの構成はどうしてこんなに混ぜこぜにしたのだろうか?
多分本作がエポックメイキングだったのかもしれないが、
色褪せてしまっている印象はある。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 8/10
82点
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